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バイオハザード:ザ・ファイナル 映画感想・ネタバレ クローン都合良すぎ

バイオハザード:ザ・ファイナル (初回生産限定) [DVD]

バイオハザード:ザ・ファイナル(原題:Resident Evil: The Final Chapter)観てきました。
正直なところB級映画って感じの脚本でいまいちだった。ただ、アンブレラ社の陰謀、Tウィルスの誕生、アリスの秘密とか、全部の伏線の回収され、一応ウィルスも一掃されたので、しっかり終わったのは良かったです。

エンドロール終わって、日本語訳の紹介が終わるとあるメッセージが流れてくるので、最後まで席を立たないほうがいいです。

中島美嘉はゾンビ役だったけど、今回の日本枠のローラはコバルト役として生存者の方で登場していましたが、あっさり終わってしまいました(笑)そんなもんですよね

2〜3年感覚でコンスタントに続編を制作していましたが、今回は前作の「バイオハザードⅤ リトリビューション(2012)」から期間が空いたのは主演女優のミラ・ジョボビッチが本作監督で夫でもあるポール・W・S・アンダーソンとの間の次女ダシール・エダンを出産していたからのようです。

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作品紹介・あらすじ

人類の大半がアンデッドと化した世界で、人類最後の希望となったアリスは、悪夢のような現実の全ての始まりの場所、ラクーンシティのハイブへ戻ることになる。

しかし、そこでは全ての元凶である巨大企業アンブレラ社が、アリスとの最終決戦に向けて全勢力を結集させていた。

出典:http://www.biohazard6.jp/

 

映画を観る前の事前予習

前作「バイオハザードⅤ リトリビューション(2012)」のあらすじ

アリスは「バイオハザードIV アフターライフ」で逃亡するウェスカーの飛行機内で中和剤を投与されて全超能力を失っている状態。

アルカディアにいるアリス達に、ジルバレンタイン率いるアンブレラの強襲部隊が襲います。アリスは、1人戦いますが、水中に落下してしまいます。

意識を取り戻すと、目の前には平和な家庭があった。そこで彼女は、夫と娘に囲まれて暮らしています。
するとゾンビが襲来し、辺りは混乱に陥ってしまいます。幼い娘をかばい、逃げるアリスですが、ゾンビとなった夫に襲われます。
再び目を覚ますと、そこは謎の実験施設の独房。

ジル・バレンタインに尋問を受けますが、セキュリティシステムが停止し、その隙にアリスは尋問部屋から脱出します。
外へ行くと、渋谷の街が広がっており、次々とゾンビが彼女を襲います。避難するために建物内へ引き下がり、制御センターへたどり着くと、そこでエイダ・ウォンと戦闘になります。

エイダを殺そうとした瞬間、スクリーンにウェスカーが映し出されます。
アリスはウェスカーを殺すと言いますが、ウェスカーに、アリスを救出するためにエイダを送ったと言われます。そしてエイダと行動を共にするアリス。

一方、施設の外では、ウェスカーの命令でアリスを助けに来たレオン率いるグループが内部に侵入、そこ広がるのはモスクワの街並み。
多くのゾンビと戦闘をしながらも、アリスとの合流を急ぎます。

アリス達が別の街へ入ると、そこにはゾンビに襲われて亡くなったクローンのアリスとクローンのアリスの娘がいました。アリスは一緒に連れていくことにします。
その際、過去アリスと共に行動したカルロスなどがから攻撃されますが、彼らもクローンでした。

アリスらは彼らの攻撃を避け、モスクワゾーンへと入ります。そこで、レオン達と合流。
彼らは車を操縦しながら、襲ってくる多くのアンデッド達と戦いながら、施設を出ることに成功します。
しかし、攻撃部隊がソ連の潜水艦を使い、水中から出てきて、アリス達を襲います。

戦闘の後、アリス達はヘリコプターに乗り込み、ホワイトハウスへと到着します。
大統領執務室の椅子に座っていたのは、ウェスカー本人でした。
そこでアリスはウェスカーからT-ウィルスを再び投与されたことで失っていた超能力を取り戻します。
ウェスカーは、アリスに今やレッドクイーンという人工知能が、人類絶滅を企んでいることを語り、我々はそれを阻止しなければならない、我々が人類の最後の希望であると言います。
ホワイトハウスは、巨大な壁に囲まれ、多くのゾンビと巨大な怪物に対してアンブレラの部隊とアメリカの特殊部隊が戦闘をしていました。

 

キャスト

バイオシリーズの監督はミラ・ジョヴォヴィッチの夫でもあるポール・W・S・アンダーソンが務めました。
ちなみにミラ・ジョボビッチとポール・W・S・アンダーソンの長女であるエヴァ・アンダーソンはレッドクイーン役で出演しています。

  • アリス・アバーナシー、アリシア・マーカス / ミラ・ジョヴォヴィッチ(本田貴子)
    元アンブレラ社特殊部隊員であり、T-ウイルスの完全適合者として超人的な身体能力を得る。「バイオハザードIV アフターライフ」ではウェスカーからT-ウイルス中和剤を投与されたことで超人的な身体能力や超能力を失うが、「バイオハザードⅤ リトリビューション」の終盤ではウェスカーからT-ウイルスを投与されたことでそれらを取り戻している。
  • クレア・レッドフィールド / アリ・ラーター(岡寛恵)
    クリス・レッドフィールドの妹。
    ハイブ近くの廃墟をアジトとしたメンバーの一人。
    ドクと恋人関係にある。
  • アルバート・ウェスカー / ショーン・ロバーツ(立木文彦)
    前作でアリスと共闘する事になったが、実際はアリスを罠にはめるための嘘で結局本人はアンブレラ側の人間であった。
    初登場時は議長などを務めたが実はただのアンブレラの従業員でアイザックスの部下だった事が本作で判明。
    ハイブの地下でアリスを仕留めるため画策するも、仲間を削る事に成功しただけでことごとく失敗し、最終的に本物のアイザックスを呼び覚まして指示を仰いでもらう事にする。しかしアイザックスと対立しているアンブレラの幹部アリシア・マーカスに解雇されアンブレラの社員でなければ反応しない扉に指を切断されて倒れ、アリスに離せば爆発する起爆装置を握らされる。最後はアリシアに助けを乞うも見放され、手を離してしまい爆死する。
  • アレクサンダー・ローランド・アイザックス博士、サミュエル・アイザックス博士 / イアン・グレン(水内清光)
    アンブレラ社のアリシア・マーカスとの共同出資者。サイバネティックスで強化人間となっている。
  • アビゲイル / ルビー・ローズ(野一祐子)
    ハイブ近くの廃墟をアジトとしたメンバーの一人。
  • ドク / オーエン・マッケン(浪川大輔)
    ハイブ近くの廃墟をアジトとしたメンバーの一人。クレアと恋人関係にある。
  • クリスチャン / ウィリアム・レヴィ(伊藤健太郎)
    ハイブ近くの廃墟をアジトとしたメンバーの一人。
  • チュウ司令官 / イ・ジュンギ(石田彰)
  • コバルト / ローラ(ローラ)
    ハイブ近くの廃墟をアジトとしたメンバーの一人。少しセリフある役です。でも意外と早めにやられてしまいます。
  • レイザー / フレイザー・ジェームズ(西凜太朗)
    ハイブ近くの廃墟をアジトとしたメンバーの一人。
  • アリシア・マーカス(少女期)、レッド・クイーン / エヴァ・アンダーソン(かないみか)
    ジェームズ・マーカス博士の娘。「プロジェリア」(早老症)という遺伝病にかかっていた。
    レッド・クイーンはジェームズ・マーカスが後世に声や姿を残すために記録していたデータをアレクサンダー・アイザックス博士がシステムのAIとして利用した。

 

ネタバレ

アリスのビデオメッセージ

アレクサンダー・アイザックス博士とジェームズ・マーカス博士が共同で設立した会社がアンブレラだった。マーカスの娘、アリシアはプロジェリア(早老症)という遺伝病にかかっていた。

ジェームズはT-ウイルスが損傷した箇所を修復する効果として可能性を見つけたが、T-ウイルスは適合しないと、人間をアンデッドにしてしまう副作用があった。
最初の事例が発生してから、事件を隠蔽して利益を優先させようとするアイザックスと、計画の中止を訴えるマーカスが対立し、アイザックスは、部下であるウェスカーの手によってマーカスを窒息死させ、マーカスの一人娘、アリシアの後見人になった。

アイザックスは、アンブレラ社を管理する人工知能に、マーカスが生前保存していたアリシアの記録データをレッド・クイーンのベースとして利用した。そうやって生まれたのがレッドクイーンだった。

廃墟となったホワイトハウス

ホワイトハウスから脱出したアリスは、巨大な怪鳥に襲われ、撃退するが、その騒ぎでアンブレラ社がアリスを補足する。
サイレンが鳴り響く中、アリスは近くの建物に入りる。すると、部屋の中に置いてあるタイプライターが勝手に動き出し、近くのモニターにレッド・クイーンが映し出された。
レッドクイーンはアリスにこう伝えた。

  • 衛生カメラでは世界の人口は4472人の生存しているが、48時間以内に存在しなくなる。
  • アンブレラ社は空気媒体の抗ウィルス剤を開発した。それはT-ウィルスに感染した者を瞬時に殺す
    それを空気中に散布すれば、生存者に命を救える。
  • レッドクイーンはアンブレラ社を攻撃できないから、アリスに依頼する。これはウェスカーへの復讐もできると。

レッドクイーンと対立してきたアリスは、半信半疑ではあったが、レッドクイーンの言うとおり、ラクーンシティへ向かった。

ラクーンシティへ

道中で、アンブレラ社の罠にかかり、アイザックスに拉致された。
目を覚ますと、いたのは装甲車の中で、アンデッドを引き連れてラクーンシティへ向かっていた。
その後、アイザックスと戦闘になり、アイザックスの手首を切り落として指紋認証で起動するバイクで逃走するアリス。

廃墟となったラクーンシティに入るり、ハイブへと向かう途中に、ふたたびワナにかかって捕まってしまい、意識を失う。
意識を取り戻すと、アリスは、ハイブの近くの高層タワーの廃墟をアジトとしている生存者たちに囲まれていた。
アリスは注射を射たれそうになるが、そこに偶然クレアと再会する。

アリス達は大量のアンデッド達を引き連れてやってくるアイザックスと戦うためにアジトをバリケードなどで戦闘の準備をする。
そして戦闘になり、大量のアンデッドが押しかけ、仲間のコバルト(ローラ)がアンデッドに殺された。
大量のガソリンを使い、アンデッド達を焼き殺した。
さらにアンデッドの大群が向かっていたので、アリスたちは、ハイブ潜入へ向かった。

ハイブへ潜入

アリス、クレア、ドク、アビゲイル、クリスチャン、レイザーは10年前の核の攻撃でできたクレーターから露呈したハイブへの入り口を使用して入ることができた。そのクレーターに降りていくアリスたち。

すると、ハイブの司令塔にいるウェスカーがウィルスに感染した犬の化物であるケルベロスを放ち、襲いかかる。クリスチャンが捕まり、殺される。

ケルベロスを振り切り、ようやく入り口にたどり着くと、アリス達の前に再びレッド・クイーンのホログラムが出現する。
アリス達はレッド・クイーンからアンブレラ社の役員会議で人類を滅亡させ、地球に平和と秩序を取り戻したいと語るアイザックスの録画動画を見せられた。

電源が不安てで停止している通気口から侵入したアリス達。
監視カメラでアリス達が通気口にいるのも見ていたウェスカーは、電源が戻った通気口のファンを逆回転させて、通気口に巻き込ませて、アビゲイルが死亡した。
そして、通気口の中を進んでいくと、突然床が開き、レイザーが落とし穴に落ちて死亡する。
同様にアリスやクレアたちの足元も開き、それぞれ別の場所に落ちてしまう。

アリスが降りた場所は、ハイブ地下の廃棄された実験室。
そこでマイケルと合流するが、マイケルは2mくらいの大きいアンデッドに殺された。

大きいアンデッドを倒すと、ドクとクレアが合流する。
上下左右からレーザーが照射される廊下を抜け、地下のハイブ本部へ続くエレベーターにたどり着く。
そこにはバイオハザード1作目でハイブに侵入した時の武器や爆弾がそのまま残されていた。
アリスはその武器をドクに配った。

アイザックスとアリシア

エレベーターはアンブレラ社の役員達が眠っている低温貯蔵室を抜けながら、そこにリモコン制御の爆弾を設置するアリス達。地下の本部へ行くと、ウェスカーによって低温状態の眠りから起こされたアイザックスとウェスカーが待っていた。
外にいるアイザックスは、クローンだった。そのアイザックスの手には、抗ウィルス剤があった。

するとそこへ、共同創業者であるジェームズ・マーカスの娘、アリシア・マーカスが車椅子で現れた。
アイザックスから、アリスもまた、アリシア・マーカスのクローンだと告げられる。
アリシアにとって、レッド・クイーンは幼少期の自分で、アリスは成人した自分だった。

アイザックス、ウェスカーと対峙するアリス達だったが、ドクがアリスを裏切る。ドクは、アンブレラ社側のスパイだった。

アリシアはウェスカーを解雇すると宣言する。
「アンブレラ社の社員には危害を与えてはならない」という規約からウェスカーが外れたその瞬間、レッド・クイーンが防爆扉を降ろし、ウェスカーを身動きできないようにした。
そしてドクが、アリスへ向けた銃のトリガーを引くが、何も起きなかった。アリスはドクがスパイであることを予想して、弾丸を抜いていた。
アリスはドクを取り押さえ、クレアがドクを撃ち殺した。

ウェスカーに低温貯蔵室に仕掛けた大量の爆弾の起動装置を持たせる。

立場の危うくなったアイザックスは、地上へと脱出に向かう。
残された抗ウィルス剤を持って、地上へと向かうアリス。
地上に戻る途中のレーザーが出てくる廊下でアイザックスと戦闘するアリス。
アリスはレーザーで指を切り落とされるも、その隙にアイザックスのポケットに手榴弾を押し込み、アイザックスを倒す。
そしてアリスは抗ウィルス剤を放ちに地上へと向かった。

アリシアは残された時間で自分の記憶をコンタクトレンズみたいなのにダンロードしていた。
ウェスカーの手元から落ちた爆弾の起動装置が発動し、低温貯蔵室から爆発し、アリシアはウェスカーとともに死亡した。

地上で抗ウイルス剤散布

地上へと出たアリスが、抗ウイルス剤のケースを割り散布しようとした時、倒したはずのアイザックスが戻ってきた。
アイザックスと再び戦闘しようとしたとき、アンデッドを引き連れてハイブまで到達したアイザックスのクローンがやってきた。
オリジナルのアイザックスとクローンのアイザックスが鉢合わせする。
それぞれ自分がオリジナルだと主張し、クローンはいらないと争う。

そしてアイザックスのオリジナルはクローンに殺されてしまう。
するとアイザックスのクローン後ろからやってきたアンデッドに飲み込まれて死亡する。

アンデッドの大群に囲まれてしまったアリスは抗ウイルス剤を地面に落とす。
抗ウイルス剤が広がっていくと、アンデッドが突然倒れだして、死滅した。
アリスも同様に倒れてしまう。
アイザックスが死亡したことで、レッド・クイーンは生存者への攻撃を中止することができた。

アリスは目を覚ますとクレアがいた。
どうして目を覚ましたのか動揺していると、レッド・クイーンが現れる。
抗ウイルス剤はTウィルス自体を撃退するものであって、健康な肉体の命を奪うものではない。
そのためアリスは死ななかったという。

レッドクイーンからアリシアがコンタクトレンズの装置にダウンロードしたアリシアの記憶を受け取ったアリス。
抗ウイルス剤が風に乗って世界中に拡散するには、数年かかります。
それまではアンデッド達との戦いはまだ続く事になります。

空飛ぶ巨大な怪鳥の影が見える中、アリスはバイクでまた何処かへ走り去るのでした。
終わり。

エンドロール曲

L'Arc~enCiel「Don't be Afraid

エンドロール後

エンドロール後、スタッフロール後にはレッドクイーンの声で

レッドクイーンがお約束の「全員ここで死ぬことになるわ」のセリフで終わり

 

なんでホワイトハウスは廃墟になってたの?

「バイオハザードⅤ リトリビューション(2012)」での最後はウェスカーの「ここが人類最後の砦。終わりの始まりだ」というセリフで、無数のアンデッドや空飛ぶモンスターを撃退しているシーンで終わっていました。

そして、この「バイオハザード ザ:ファイナル」では廃墟となったホワイトハウスから始まります。映画では何があったのか説明がありません。
しかし、「バイオハザード ザ:ファイナル」のノベライズ版にはその間に何があったのかが描かれています。

それにはホワイトハウスでその後の戦闘はアンブレラ社のダニア・カルドザがアバターという制御装置付きのアンデッドを率いてホワイトハウスを急襲し、インフェクターという怪鳥を使って、アンデッドの大群を変異させ、アンデッドの融合体メランジという怪物を作ります。
ウェスカーに能力を一時的に回復する注射を射たれたアリスは、ダニアの乗るオスプレイを炎上させ、ダニアを殺します。

ダニアの死亡後、ウェスカーはアリスを裏切り、アリス達をアンデッドの融合体メランジの前に引きずり出して、ラクーンシティのハイブへ向かいます。
そして、ジル、レオン、エイダその戦闘で殺され、アリスはメランジを倒します。

映画の前半で「ウェスカーに裏切られた」というアリスのセリフは、ホワイトハウスで共闘したのにウェスカーが裏切り、アンデッドの融合体メランジの前に放り出されたからです。

 

アンブレラ社の陰謀

アンブレラ社の実権を握ったアイザックスは、役員に対してTウィルスによるバイオテロの必要性を訴えました。
環境汚染や食糧危機、戦争など、増えすぎた人類によって引き起こされた諸問題を解決するためには、選ばれた人間以外の人口を減らすしかない。
ウィルスであれば、物を破壊することなく、そのまま残して、人口を減らすことができる。
生き残る人間はノアの箱船のように、ハイブの地下でカプセルに入って眠り、目を覚ます頃には人類の数が減っているという計画だった。

T-ウィルスが世界中に蔓延したのは事故じゃなくて、アンブレラ社狙いだった。

 

Tウィルスの誕生

ジェームス・マーカス教授にはアリシアという娘おり、その娘は進行性の病「プロジェリア」を患っていた。若くして年老いていく病気で25歳になる頃には90歳相当の肉体がになっていた。

ジェームスはアリシアを声や姿を後世に残すため、記録を取っていた。そうしていたらTウィルスを発見する。
Tウィルスは体内に入ると、損傷した細胞を修復するが、副作用として、適合しないとアンデッドとなる。

ジェームスは共同出資者のアイザックス博士と言い争いになり、ウェスカーに手によって殺されてしまう。
そして、アイザックス博士はアリシアの後見人となり、アリシアは受け継いだ会社の半分を受け取った。

 

アリスの秘密

アリスはアリシア・マーカスの細胞から「プロジェリア」の遺伝病の遺伝子を省いて作られたクローンでした。つまりアリスのオリジナルはアリシア・マーカス。

映画の終盤で登場するオリジナルのアリシア・マーカスは老婆となって登場していたけど、「プロジェリア」はT-ウィルスで治ったんじゃなかったの?
そこらへんが意味不明です。T-ウィルスを注入された後、アイザックス博士がアリシアの後見人になったころは子供だったのに、老婆の姿になってるのはどういうことだ?そもそもアリシアはT-ウィルスが投与されていないのかな。そうじゃないと老婆になってないよね。

 

親子共演、家族で制作した映画

この映画はミラ・ジョヴォヴィッチが主演でその旦那のポール・W・S・アンダーソンが監督、その間に生まれた長女エヴァ・アンダーソンがレッドクイーン役で出演しています。
ミラ・ジョヴォヴィッチが演じているアリスはアリシア・マーカスのDNAから「プロジェリア」(早老症)の遺伝子を取り出して作られたクローンであり、アリシア・マーカスがなりたかった姿。
そしてレッドクイーンはアリシア・マーカスの幼少期の姿から作られたAI。
いわばアリスもレッドクイーンもアリシア・マーカスの親子みたいなものです。
それをじつの親子で演じているのはなんだか粋ですね。

 

感想

初日に観に行ったのですが、満席でした。祝日っていうのもありますが、すごく注目されている作品なんですね。10代、20代が多めでしたが、年齢層も幅広く支持されています。

正直なところ、期待ほど面白い映画ではなかったですが、シリーズを見ている人にとってはシリーズ1作目のシーンなど出てくるのでファンには楽しめる作品になっていました。アクションは満載でそういうにも楽しめるものだと思います。

オリジナルのアイザックスがクローンのアイザックスによって殺されるのは皮肉めいてて良かったです。
でもクローンって都合よすぎて、そのへんにB級映画感を感じてしまいました。
ただ、アリスの出生の秘密やTウィルス、アンブレラ社の思惑など回収されていたので、観るべきな映画だと思います。ちょっと矛盾を感じますが(笑)
映画の最後は「抗ウィルス剤が世界中に広まるのに数年かかる」というセリフがありました。もしかしたら続編とかサイドストーリーみたいな話も作られるかも。

 

まとめ

この映画では少し、説明の足りないシーンが多かったので、気になる方はノベライズ版を読むこととをオススメします。

 

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