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天気の子 映画ネタバレ感想 凄い結末あのキャラも友情出演

2019/07/22

天気の子 映画ネタバレ感想

(C)2019「天気の子」製作委員会

君の名は。」の新海誠監督の3年ぶりになる新作映画「天気の子(Wheathering with you)」を観に行ってきました。
天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄されながらも自らの生き方を選択しようとする少年少女の姿を描いた長編アニメーション作品のネタバレです。

この作品でも「君の名は。」に続いて「RADWIMPS」が音楽を担当しています。RADWIMPSが手がける主題歌「グランドエスケープ」、「祝祭」には女性ボーカルとして女優の三浦透子さんが参加していることにも注目です。

しかもこの作品には「君の名は。」の瀧と三葉、四葉、花澤香菜、ユキノ先生も友情出演しているという「君の名は。」ファンの方にはうれしい演出です。
彗星も落ちるし、大雨も降るというカオスな世界です。新海誠監督がインタビューで「調和を取り戻せない世界で、新しい何かを生み出す物語を描きたい」と答えられていましたが、その通りな世界ですね。

例え世界が変わったとしても1人の女性を助け、それに天気が絡んだ映画です。ラストは賛否がありますが、最後まで見てほしい作品でした。詳しくはネタバレで。

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作品紹介・あらすじ

離島から家出し、東京にやって来た高校生の帆高。生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく手に入れたのは、怪しげなオカルト雑誌のライターの仕事だった。そんな彼の今後を示唆するかのように、連日雨が振り続ける。ある日、帆高は都会の片隅で陽菜という少女に出会う。ある事情から小学生の弟と2人きりで暮らす彼女には、「祈る」ことで空を晴れにできる不思議な能力があり……。

出典:https://tenkinoko.com/

 

キャスト

原作・脚本・監督は「君の名は。」の新海誠監督。
”森嶋帆高”役には「兄に愛されすぎて困ってます」に出演した醍醐虎汰朗、”天野陽菜”役には「地獄少女」「Last Letter」など話題作への出演がひかえる森七菜という新鋭の2人がそれぞれ演じる。
そのほかの出演に小栗旬、本田翼、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子ら。
「君の名は。」に続いて川村元気が企画・プロデュース、田中将賀がキャラクターデザイン。

  • 森嶋帆高 / 醍醐虎汰朗
    離島から家出をして、東京にやってきた16歳の高校生。小さな編集プロダクションに住み込みで働くこととなる。
  • 天野陽菜 / 森七菜
    帆高が出会った女の子。1年前に病気で母を亡くし、小学生の弟と二人だけで暮らしている。本当は15歳だが、18歳と偽っている。”祈る”ことで空を晴れにできる不思議な力を持つ。首に雨のモチーフ?のグラスチョーカーを身につけている。
  • 天野凪 / 吉柳咲良
    陽菜の弟。小学生でありながら、大人びた言動で、女子たちに人気。
  • 須賀圭介 / 小栗旬
    小さな編集プロダクション「K&Aプランニング」を営むライター。東京行きのフェリーで出会った帆高を住み込みの3,000円で雇う。左手の薬指には2つの指輪をしている。そのうち一つは無くした妻の明日花の指輪。
  • 須賀夏美 / 本田翼
    須賀の事務所「K&Aプランニング」で働く女子大生。須賀の姪。夏美の父親と須賀圭介の父親が兄弟。持ち前の好奇心と、探究心で取材に翻弄する。愛車はカブ。
  • 成安井 / 平泉
    老刑事。都内で起きた次元をおい、須賀の事務所を訪れる。
  • 高井 / 梶裕貴
    安いの相棒。操作のために帆高たちの前にも現れる。
  • 佐倉アヤネ / 佐倉綾音
    天野凪の元カノ。小学5年生。
  • 花澤カナ / 花澤香菜
    天野凪の今カノ。小学4年生。
  • スカウトマン木村 / 木村良平
    帆高が拳銃を向けた金髪のスカウトマン。
  • 占い師 / 野沢雅子
    夏美と帆高が最初に取材に訪ねに行った占い師。
  • 神主 / 柴田秀勝
    夏美と須賀が取材に行き、「天気の巫女」の話を聞かせてくれた神主。
  • 立花冨美 / 倍賞千恵子
    下町に住む老婦人で立花瀧の祖母。帆高と陽菜に「晴れの日バイト」を依頼する。
  • 立花瀧 / 神木隆之介
    立花冨美の孫。「君の名は。」に続いて登場。
  • 宮水三葉 / 上白石萌音
    帆高が陽菜の誕生日プレゼントを買いに訪れた、アクセサリーショップの店員として「君の名は。」に続いて登場。
  • 宮水四葉 / 谷葉音
    三葉の妹。陽菜が人柱となり、一気に晴れていくシーンで学校の窓から外を眺める学生として「君の名は。」に続いて登場。
  • 勅使河原克彦 / 成田凌
    三葉の幼馴染。隕石の落下後、東京に住む。「晴れの日バイト」でフリーマーケットを晴れにして欲しいという依頼で、観覧車のシーンで登場。
  • 名取早耶香 / 悠木碧
    三葉の幼馴染。観覧車のシーンで勅使河原克彦と登場。

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天気の子 ネタバレ

願いを込めて鳥居をくぐる陽菜

天野陽菜は、呼吸器をつけて眠っている母親の病室に座っていました。
窓の外を見ると雨でしたが、廃ビルの屋上だけは太陽の光が差しているのに気がつきます。
陽菜は病室を飛び出し、その廃ビルに向かいました。

雲間から一筋の陽が射す廃ビルの屋上にたどり着いた陽菜。
そこには小さな鳥居のある祠にはお彼岸の「精霊馬」が供えられていました。
陽菜は「雨が止みますように。お母さんが目覚めて、また3人で青空の下を歩けますように。」と祈り、鳥居をくぐります。

天気の子 映画ネタバレ感想

(C)2019「天気の子」製作委員会

すると、気付けば青空の上にいました。雲の龍や水の魚の群れのような何かが群がっていました。
陽菜は鳥居の下で目を覚まします。

 

東京で翻弄する家出少年

森嶋帆高は東京へ向かうフェリーにいました。
帆高は息苦しい島を飛び出して、東京へ向かいます。
フェリーの船内では激しい雨の到来を告げる船内放送が流れました。船内に戻る他の乗客の流れとは逆に、帆高は甲板へと向かいます。
甲板に出た途端に大量の大粒の雨が降ってきました。
大量の雨に巻き込まれて、船が傾き、帆高は甲板から流されます。そこに帆高の手を須賀圭介が掴み助けました。

須賀圭介に助けられた帆高は食事とビールをおごらされます。
フェリーが東京に着くと、須賀圭介は何か困ったことがあれば連絡するよう、帆高に自分の名刺を手渡しました。

帆高は頼るところもなく、漫画喫茶で泊まりながら、お金を稼ぐためにバイトを探します。
身分証を持っていない帆高はバイトが見つかりません。
手持ちのお金が少なくなってきた時、新宿、歌舞伎町の雑居ビルの入り口に座り込みます。
そこで子猫に遭遇します。
帆高は持っていたカロリーメイトの半分をその子猫にあげました。

その場で座りながら眠りに落ちると、金髪のスーツの男に「キミさぁ、うちになんか用?」と声をかけられ、慌てて立ち上がってそこを去ろうとしますが、足を引っ掛けられてゴミ箱をひっくり返してしまいます。
帆高は転がったゴミを拾って、ゴミ箱に戻していきます。
そのゴミの中に紙袋を見つけて、深夜のマクドナルドでその紙袋を開けると、拳銃が入っていました。
「おもちゃだよな。」とか疑いながらも、サコッシュの中に拳銃をしまいました。

マクドナルドで寝ていると、帆高の前に、ビッグマックの箱が置かれた。
頼んでないと驚く帆高でしたが、「あげる、内緒ね。君、3日連続でそれが夕食じゃん」という陽菜。
帆高は3日間、ポタージュスープしか頼んでいませんでした。
帆高にとって、16年の人生で一番美味しい夕食だったと振り返ります。

 

住み込みバイトをすることになった帆高

帆高は頼るとことがなく、須賀圭介からもらった名刺の住所をスマホで検索し、連絡をします。
須賀圭介は小さな編集プロダクション「K&Aプランニング」を経営していました。
帆高は都バス向かいます。
その須賀の会社に向かう都バスの中で、帆高は大人びたモテモテの小学生の凪に衝撃を受けます。

着いたのは古い建物で「K&Aプランニング」は半地下にあります。
中に入るとバーカウンターがあり、部屋のソファで女性が寝ていました。

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(C)2019「天気の子」製作委員会

寝ていたのは就活中の大学4年生で須賀圭介の姪にあたる夏美。
帆高が須賀との関係を尋ねると、「君の想像通りだよ。」と答える夏美でした。
帆高は夏美が須賀の愛人だと勘違いします。

そこへ須賀がパチンコから帰ってきました。
須賀の会社の仕事は、ウワサや都市伝説やらUMAやらを考察する雑誌の記事執筆でした。
いきなり帆高は「100%の晴れ女」について、占い師に夏美と取材に行くことになります。

事務所に戻って占い師から聞いた情報をまとめ、正式に帆高はインターンの食事付き住み込みアシスタントとして働くこととなりました。

 

1ヶ月後、100%の晴れ女を見つける

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(C)2019「天気の子」製作委員会

帆高の仕事は日々の業務や家事などをこなしながら、目まぐるしく1ヶ月が過ぎていきました。
帆高はカロリーメイトをあげた猫の元を訪れ「アメ」と名付けていました。

すると、その時に声をかけてきた金髪のスーツの男につられながら少女が歩いていました。
その少女はマクドナルドでビックマックをおごってくれた陽菜でした。
戸惑っている彼女を心配して、帆高は走り出し、陽菜の手をとって走ります。

ですが、すぐに捕まり、馬乗りにされて「彼女とは話がついていた。」と殴られます。
帆高は反射的にすこっ種から拳銃を取り出し、金髪の男に向かって構えました。
引き金を引く帆高。
発せられる銃声。後ろの街灯に命中します。
拳銃は本物でした。

陽菜は帆高の手を取り、起き上がらせてその場から逃げ出しました。
代々木駅近くの廃ビルに逃げ込みます。

「あんなの人に向けるなんて!殺してたかもしれないじゃん!信じられない。気持ち悪い。最悪!」と帆高を責めて陽菜は部屋を出て行きます。
帆高は自分のしたことを反省し、拳銃をを投げ捨て、その場にうずくまりました。

帆高のもとに、部屋から出ていったはずの陽菜が戻って来ました。
陽菜はマクドナルドのバイトをクビになり、稼げる仕事が必要だったといいます。

陽菜は「君、家出少年でしょ。せっかく東京に来たのに、ずっと雨だね。ちょっときて。」と帆高の手を取りビルの屋上へと連れて行きます。
「ねぇ、今から晴れるよ」と陽菜が祈ると、空が突然に晴れました。
陽菜が”100%の晴れ女”でした。
そこでお互い自己紹介し、陽菜は18歳だと言います。

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(C)2019「天気の子」製作委員会

 

”晴れ女ビジネス”開始

帆高は田端駅近くにある陽菜のアパートを訪ねました。
事情があって弟と2人暮らしでスマホも携帯も持っていないという陽菜。
仕事が必要だという陽菜に、帆高は事務所のiPadを持ち出し、『お天気お届けします!』と題した「晴れ女ビジネス」のWEBサイトを立ち上げました。

公開後、「明日のフリーマーケットを晴れにして欲しい」という依頼が早速入ってきます。
そこへ陽菜の弟の凪が帰ってきました。
帆高ははバスで見かけた大人びた小学生だとすぐに気がつきます。
翌日、その凪にてるてる坊主の着ぐるみを着せ、複数のてるてる坊主を吊るした傘を持って、フリーマーケットが行われるお台場へと向かいました。

そのフリーマーケットの会場で祈り続ける陽菜。
降っていた雨空が晴れました。
主催者に感謝されて、2万円もらいました。

 

”晴れ女ビジネス”大成功

雨ばかりが続く東京ではたくさんの人たちが晴れを求めていて、「晴れ女ビジネス」は順調に進んでいきました。
帆高もK&Aプランニングの仕事は休みがちで「お天気ビジネス」に集中します。
「晴れ女ビジネス」は評判となり、「100%の晴れ女」の存在はネットで話題となっていました。

陽菜自身も「私、好きだな。この仕事。晴れ女の仕事。私ね、自分の役割みたいなものが、やっとわかった」と言いますが、神宮外苑花火大会の開催の際に行った「晴れ女ビジネス」の陽菜の映像がテレビに流れたことをきっかけに、殺到し受けきれなく、次に予約が入っている2件を終えたら仕事を休業することにします。

 

瀧の祖母の立花富美の家でお彼岸

帆高と陽菜、凪の3人は、立花富美の家を訪れていました。
旦那の初盆を晴れにしてやりたいと「雨だとあの人も帰って来ずらいだろうからね。お盆はね、死んだ人が空から帰ってくる日なんだよ。」と説明します。
立花富美の願いを叶え、晴れにした陽菜。

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(C)2019「天気の子」製作委員会

陽菜の母親にとっても、今年が初盆となります。
「きっとお母さんに守ってもらえるから」と一緒に迎え火をまたいでいくよう富美に勧められ、陽菜は凪と迎え火またぎました。
そこへ立花瀧がスイカを切って持ってきた。

「ばあちゃんと仲良くしてくれて、ありがとうね」という瀧。
帆高は瀧との会話で陽菜がもうすぐ誕生日を迎えることを思い出します。
瀧に「プレゼントを渡さないとね。」と言われました。

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三葉が働くショップでプレゼントを買う帆高

瀧の言葉を受けて、誕生日プレゼントを贈ろうと考えた帆高は凪に相談し、指輪を買うことに決めます。
帆高は指輪を買うため、新宿のルミネへと向かい、3時間悩んだ末に、買った指輪購入します。

自信のない帆高は、店員に「もらって嬉しいと思いますか?」と尋ねました。
その店員は宮水三葉でした。
宮水三葉は「私だったら、すごく嬉しいと思う。きっと大丈夫、喜んでくれますよ!」と笑顔で帆高を励ましてくれた。

 

天気の巫女

須賀と夏美は神社の神主への取材に行っていました。
その神主の取材では異常気象なんてものはない。観測は100年、そもそも天気とは天の気分。人の都合は関係なく、ただ仮住まいさせてもらっているのが人間。昔は皆、それをよく知ってた。それでも天と人を結ぶ細い糸がある。それが”天気の巫女”。人の切なる願いを天に届けることのできる特別な人間。昔はどの村にもどの国にもそういう存在がいた。”天気の巫女”の役割は天気を治療すること。ただ、”天気の巫女”には悲しい運命があり、人びとの“願い”を受け止め、空に届けると言えば聞こえは良いものの、要は「人柱」。巫女たちの命と引き換えに、この世界の空は晴れになると聞きました。

 

最後の晴れ女

”晴れ女ビジネス”の最後の依頼は娘のために週末の公園を晴れにして欲しいというものでした。
その依頼者は須賀からでした。
須賀の娘の萌花は喘息持ちで、祖母と暮らしており、雨の日だとなかなか会わせてもらえないという理由でした。

萌花と花輪を作って遊ぶ須賀と帆高と凪。
夏美は先日、神社の神主への取材の映像を陽菜に見せていました。
神主が語る”天気の巫女”の運命を見た陽菜は、晴れを願うほどに自分の体に起きていた変化に気がつきます。

 

陽菜の体の異変

凪は須賀たちと一緒にご飯を食べに行くことになり、帆高は陽菜と二人きりで帰ることになりました。
帰り道、指輪を渡すなら今しかないと、帆高は陽菜を呼び止めますが、陽菜もちょうど話しかけられ、タイミングを逃してしまいます。

陽菜が何かを言おうとした時、突風が吹き、次の瞬間、陽菜の体が宙に浮かび上がていました。
突然のことに驚く帆高。
地上に降りた彼女の体は透明で透けていました。
アパートに戻った二人。何が起こったのかわからない帆高に、陽菜は「私が晴れ女になったのはね、多分一年前の、あの日。」と”晴れ女”が使えるようになった鳥居をくぐった話を始めます。「あの日から空と繋がってしまった。」という陽菜。

するとアパートのチャイムが鳴ります。警察が尋ねてきました。
警察は両親から行方不明者届が出ている帆高を探していました。
さらに、保護者がおらず陽菜と凪の二人だけで生活していることも問題なので、明日児童相談所の人間ともう一度来ると告げ、去っていきました。

須賀に送られ凪がアパートに帰ってきました。
帆高が須賀の車に乗り込むと、須賀はキャップをかぶりメガネを掛け、変装していました。
須賀の事務所にも警察が訪ねて来ていて、未成年誘拐事件の犯人として疑われていました。
娘の引き渡しを申請中の微妙な時期だで、このまま誘拐犯にされる訳にはいかない。
との理由で、退職金といってお金を渡し、「もう事務所には来るなよ。これで明日実家に帰れよ。それで全部元どおりだろ。」と言います。

帆高が陽菜のアパートに戻ると、「もうここにはいられないから。」と陽菜と凪が荷造りをしていました。
陽菜は帆高に、「補導される前に実家に戻ったほうがいいよ。帰る場所があるんだから。」と帰るように進めます。
ですが帆高は、「一緒に逃げよう。」と陽菜の手を取ります。

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これ以上、僕たちに何も足さず、僕たちから何も引かないでください

雨はさらに激しくなり、東京には大雨特別警報が発表されます。
さらに、8月としては気温は10度を下回るという異例の寒気となりました。

帆高たちが乗った山手線は、池袋駅で止まり、運転見合わせとなった。
泊まる場所を探すため、さまよいますが、警官に捕まってしまいます。
警官に取り押さえられた帆高を助けるため、陽菜は落雷を起こし、トラックを爆発させました。
その爆発騒ぎの隙に逃げ出した3人は、場末のラブホテルに泊まることになります。

カラオケなど楽しむ3人。
「もしも神様がいるのならば、お願いです。もう十分です。もう大丈夫です。僕たちはなんとかやっていけます。だから、これ以上、僕たちに何も足さず、僕たちから何も引かないでください。神様お願いです、僕たちをずっとこのままでいさせてください。」と帆高はお願いをしました。

0時になり、帆高は陽菜に「18歳のお誕生日、おめでとう」と指輪を渡しました。
陽菜は「ありがとう」と笑い、「ねぇ、帆高はさ。この雨が止んで欲しいって思う?」と尋ねました。
何気なく「うん」と言う帆高に、陽菜は夏美から聞いた晴れ女の運命「人柱となって消えることで狂った天気は元に戻る。」と告白します。
信じられない帆高に、陽菜はバスローブを脱いで自分の体を見せた。
陽菜の体は半身が半透明になっていました。

陽菜は自分が死んだら、凪を頼むと言われ、「イヤだ!」と叫ぶ帆高。
「俺たちは三人で暮らすんだ!」と陽菜の左手の薬指に指輪をはめます。
「晴れ女もやめるんだから、俺が働くから。」と約束します。

帆高が目を覚ますと、陽菜の姿はなく、バスローブだけがベッドの上に残されていました。
そして外は晴れていました。

 

陽菜を探しに行く帆高

突然、部屋のドアが乱暴にノックされ、高井刑事と二人の警官が乗り込んできます。
帆高と凪は取り押さえられ、ホテルの外に出されました。

パトカーに乗せられようとした時、空から陽菜に渡した指輪が落ちてきました。
陽菜が人柱になったと確信する帆高。

パトカーの中で、帆高は陽菜が本当は15歳だったことを聞かされます。
バイト先に年齢を偽った履歴書を出して、首になったと言われます。
自分が16歳で本当は一番年上だったと知ります。

警察署に着いて、取り調べ室に連行される直前、帆高は警官たちの隙を突いて逃げ出します。
帆高は凪から事情を聞いて、駆けつけてきた夏美のカブの後ろに乗って逃げていきました。
帆高は陽菜が陽菜が空と繋がり、晴れ女になった場所に行けば陽菜にもう一度会えるはず、と代々木の廃ビルを目指しました。

道路は水没しており、帆高は線路をに侵入して、代々木に向かいました。
ようやくたどりついた廃ビルは、途中の天井が崩れて階段が塞がれていました。
帆高が非常階段に出ようとした時、須賀が現れます。

「今すぐ警察に戻ったほうがいい。」という須賀は帆高の腕を掴みます。
帆高は須賀の腕に噛みつきますが、須賀に腹を蹴られて倒れ込みました。
すると、目の前に昔捨てた拳銃が転がっていました。
帆高はその拳銃を掴み、銃口を須賀に向けます。

そこへ銃を構えた高井刑事ら4人の警官が部屋に入ってきました。
「俺はただ、もう一度あの人に、会いたいんだ!」という帆高。
拳銃を投げ捨て、窓に向かって走り始めた帆高を、高井刑事が取り押さえ、手錠を掛けます。

そこに帆高の言葉に動かされた須賀が、高井刑事に体当たりをしました。
帆高は走り出します、が今度は安井刑事が帆高の前に立ち塞がります。

今度は凪が現れ、安井刑事に飛び掛かかります。
「帆高、全部お前のせいじゃねえか!姉ちゃんを返せよ!」という凪。
帆高は窓から非常階段へと飛び降りました。

天気の子 映画ネタバレ感想

(C)2019「天気の子」製作委員会

屋上の鳥居をくぐった次の瞬間、雲の上の草原に、帆高はいました。
そこで陽菜を見つけます。

陽菜に手を伸ばし、「もう二度と晴れなくたっていい。青空よりも、俺は陽菜がいい。天気なんて狂ったままでいいんだ!」と帆高は叫びます。
陽菜は帆高の手をとりました。

鳥居の下で倒れ込んでいる帆高と陽菜。
目覚めた帆高はその場で警察に逮捕されたが、家庭裁判所で18歳まで保護観察処分となりました。
家出をしてから3か月後、帆高は島へと戻り、高校生活に戻ることとなりました。

 

3年後

豪雨はそれから3年間止むことなく、今も振り続け、東京の面積は1/3の面積が水没してしました。
3年後、18歳になった帆高は高校を卒業し、再びフェリーで東京へと向かっていました。

東京の大学へ進学した帆高は、新しい生活の準備を始めます。
バイトをしなきゃと、思い出し、陽菜と二人で作ったサイトを覗いてみると、2年近く前に1件の依頼が届いていました。
その依頼主は立花富美でした。
帆高は立花富美の元を訪ねます。

立花富美は暮らしていた家が水に沈み、小さなアパートへ移り住んでいました。
自分たちが世界のあり方を変えてしまったのだ。自分たちが原因でこうなった。
だが富美は「知ってるかい?東京のあの辺はさ、もともとは海だったんだよ。ほんの少し前、100年くらいまではね。だからさ、結局元に戻っただけだわ、なんて思ったりもするね。」と言います。

 

陽菜と再会

帆高はその足で須賀に会いにいきました。
「K&Aプランニング」は3人の社員を抱えるくらい大きくなっていました。
猫のアメも大きく太っていました。

須賀は「自分たちが世界の形を変えてしまった」と悩む帆高に、早く陽菜に会いに行けと言います。
帆高が事務所を出て行こうとすると「まぁ気にすんなよ、青年。世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから。」と須賀が言いました。

この世界がこうなのは誰のせいでもない、と陽菜へ声をかける内容を考えながら陽菜の家に向かっていました。
アパートに向かう坂の上に陽菜がいました。
傘も差さず、両手を組み、陽菜は目をつむって祈っていた。

違う。あの日、僕たちは世界を変えたんだ。僕は選んだんだ。あの人を。この世界を。ここで生きて行くことを。
帆高は「陽菜さん!」と叫びます。
陽菜も「帆高!」と返事をします。
二人は走り出して、抱きつきます。
陽菜「帆高、大丈夫?」
帆高「陽菜さん、僕たちはきっと大丈夫だ。」

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エンドロール曲「愛にできることはまだあるかい」RADWIMPS

 

エンドロール後

エンドロール後は何もありませんでした。

 

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「君の名は。」に登場したキャラクターも登場

瀧の登場シーン

瀧は「晴れ女ビジネス」で立花家を訪れたシーンの冨江の孫として登場。

三葉の登場シーン

三葉は帆高が陽菜の誕生日プレゼントを買いに訪れた、アクセサリーショップの店員です。

勅使河原と早耶香の登場シーン

フリーマーケットで晴れた観覧車のシーンで登場

四葉の登場シーン

四葉は陽菜が人柱となり、一気に晴れていくシーンで窓の外を眺める学生として、成長した姿で登場。

 

天気を治療したと伝えられる「天気の巫女」

陽菜は”晴れ女”と呼ばれますが、神社の神主は何百年も前には空に祈りを捧げ、晴れにする女性を”天気の巫女”と呼んでいました。
各地にいた巫女は人の力の及ばぬ“天”と“人”を結ぶ細い糸であり、その役割は天気を治療すること。

人びとの“願い”を空に届けますが、巫女たちの命と引き換えに、この世界の空は晴れになるようです。

 

陽菜はなぜ”晴れ女”になったのか?

一年前、陽菜は廃ビルの屋上で、「雨が止みますように。お母さんが目覚めて、また3人で青空の下を歩けますように」と祈り、鳥居をくぐりました。
それから彼女は空と繋がり、強く願うだけで天候を操れるようになりました。

鳥居にはお彼岸の”精霊馬”が供えられていましたが、陽菜が雲の上で観た世界はまさに”彼岸”で、力を使う度に死に近づいていったということのようです。

 

廃ビルの場所は「代々木会館」

陽菜が”晴れ女”となった廃ビルはB級スポットマニアでは知る人ぞ知るビルの「代々木会館」。
1974年〜1975年に放送されたテレビドラマ『傷だらけの天使』に「エンジェルビル」という名前で登場しています。

しかし、残念ながら野外の螺旋階段や、屋上の鳥居は実際には存在しません。
そして2019年8月から再開発のため解体されるようです。

 

廃ビル屋上の神社は銀座の「朝日稲荷神社」がモデル

廃ビル屋上に登場する鳥居のある神社は銀座の「朝日稲荷神社」がモデルです。
銀座中央通りの銀座三丁目交差点にある松屋の裏手に「朝日稲荷神社」があります。
残念ながら、屋外には螺旋階段はなく、屋内に階段があります。

 

帆高の出身地の離島は「伊豆諸島」

映画の冒頭に登場するフェリーは東京と伊豆諸島を結ぶ「さるびあ丸」です。
しかし、その「さるびあ丸」も2020年の夏に運行を終了するそうです。

さるびあ丸のHP

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感想

今回の作品は都内を中心とした話で、細かい描写が多かった。
都内の聖地巡礼だけでも田端、池袋、新大久保、新宿、代々木、神楽坂、多いね。

帆高がどうして島を抜け出してまで東京に向かったのか、いまいち理解できなかった。
早よ帰れよ、と。
晴れ間を追いかけて東京に向かって、みたいなこと言ってたけど、ずっと引っかかったまま。
インタビューで監督は

憧れのまま走り始めて、そのままずっと遠い場所までかけて行くような少年少女を描きたかった。

と理由は描きたくなかったと、答えています。
その意図は伝わったかな。

東京の人の住む場所がなくなったという罪悪感は帆高は感じなかったのかな。
普通は元どおりでハッピーエンドにしそうなところを最後は一人の女性のために世界(東京)の形を変えてしまう、というシンプルにしないある意味現実的で予定調和じゃないところも挑戦的で良かった。
賛否ありそうだけど。

それにしてもこの世界は隕石落ちるし、東京は水没するし、すごい世界ですね。
次回作はどうなるか知らないけど、今度は日本以外のところが災害に見舞われるかも。

そういや「君の名は。」との時系列はどうなっているんだろう。
瀧と三葉が再会したのは東京だったよな。
「天気の子」で瀧は制服着てたよな。
東京沈んだよな。

 

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 1 レビュー
by サウウェブ

予想外のラストで面白かった!

次回作も期待したいです。

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