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シン・ゴジラ 感想・総評・ネタバレ

shin-godzilla シン・ゴジラ

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ゴジラ以外全てがリアル

樋口真嗣作品は進撃の巨人のこともあって邦画はチープで演技も大袈裟な演技な感じなんだろうなって期待しないで観に行ったせいか、予想以上に面白かった!
ゴジラファンや、エヴァンゲリオンファンは観に行くべきたと思います。チョイ役でも有名が役者がでてるし、探しながら観るとそういう楽しみ方もあります。

脚本・総監督がエヴァンゲリオンの庵野秀明ということで、なんだか実写版のエヴァンゲリオンはこうなるんだろうなっている演出。明朝体のフォントやBGMなど。実際に東京湾にゴジラが現れたらこういう事態になるんだろうな、という現実味・リアルな展開。映画の8割くらいほとんどが政府内の話で進められていきます。自衛隊の出動や米軍との関わりや国連の動きなど。

 

ネタバレ

東京湾にゴジラの背ビレをもった目がぎょろっとしたでかいエラがあるトカゲみたいなのが出現。いつものゴジラの話だと、でかい怪獣が出てきて、それをゴジラが倒し、海に帰っていくって話が多い。今回もそのパターンと思い、このトカゲをゴジラが倒すのかなっと思って見てました。すると上陸したでかいトカゲが二足歩行になっていつもの遠吠えとともにちっさいゴジラになるという進化を遂げます。
おい、こいつがゴジラになるのかよ
第三形態とか言ってたけど、第二形態はトカゲだとしたら第一形態は?よくわからなかった、ちゃんと観ないとな・・。実際に終始、別の怪獣は出てきません。ある程度東京をぶっ壊しながら横断して海に帰っていきます。体を冷やすためとか言ってたけど、なんで上陸したのかよくわからなかった。

そしたらまたゴジラが上陸。さらにでっかくなって上陸。自衛隊の攻撃も全然効かなくて、米軍の対地空ミサイルでやっと血を流させるくらいの攻撃。それにキレたゴジラがお得意の口から光線!はじめは黒煙を吐いてからの火炎放射からの光線っていう演出がなかなかリアルな演出で感心。核エネルギーで動いている生物が実際にエネルギーを照射するときはこうなるのかもって思いました。庵野秀明のこだわりかな

米軍はミサイルをジャンジャン落とすけど、背ビレの隙間からいくつも光線を出してそのミサイルと戦闘機を撃墜します。ある程度、活動したのち、動きを停止します。

自衛隊、米軍の攻撃が効かないので、国連軍は核ミサイルの使用に向けて準備を進める。その間に長谷川 博己演じる内閣官房副長官矢口蘭堂が作戦を進めます。核融合で動くゴジラの活動を停止させるため、血液の凝固材を使いゴジラの活動を停止させるというもの。ただ、ゴジラの細胞はすぐに再生するので、ゴジラの研究をしていた博士の資料からそれに対抗する成分を使いその作戦を実行に移します。

ゴジラに自身の持っている核エネルギーを消費させ?ばてさせてから口に水の放射器みたいなのを使い口から凝固材を飲ませます。ゴジラに飲ませるシーンは本当に飲ませてるのかよくわからなかったけど、それまでの無人の電車爆弾やビルの崩壊などのシーンは見応えありました。2回飲ませたらゴジラは固まって、一件落着。
このシーンではみんなで「やったー!」みたいな演出は一切なく、またゴジラが動き出すかもって緊張感のある感じが印象的でした。

竹野内豊演じる内閣総理大臣補佐官赤坂秀樹が矢口蘭堂に「これは里見のシナリオ」みたいなことをいうシーンがあるのですが、こういう演出エヴァらしい首相がゴジラの光線にやられ、臨時で平泉成演じる里見農林水産大臣が首相に就任するのですが、その里見農林水産大臣のシナリオじゃないかってこと。

感想・まとめ

期待以上の映画でした。邦画もやればここまでできるのかって思いました。監督は樋口真嗣だから、また演者に舞台みたいな過剰な演技させて寒くなるのかと思ってたけど、そんなことなかった!緊迫感のある、実際にこういう予想外なことが起きればこういう事態になるという、見本のような映画でした。

庵野秀明氏、『シン・ゴジラ』続編に言及

舞台あいさつで観客から、続編があったらもう1度出たいか質問された

庵野秀明氏は「僕はもういい」 、「東宝がやらせてくれない。大変だったからね」と笑ってごまかしていた。とのこと。

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