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テリーギリアムのドンキホーテ 映画ネタバレ感想 呪われた企画で意味不明でめちゃくちゃ

テリーギリアムのドンキホーテ 映画ネタバレ感想

(C)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mat o a Don Quijote A .I.E., Tornasol SLU

構想から30年で何度も制作が断念され、やっと公開された「テリー・ギリアムのドン・キホーテ(原題:The Man Who Killed Don Quixote)」を観てきました。

「ドン・キホーテ」という話の原作やこの映画のドキュメンタリー「ロスト・イン・ラ・マンチャ(2002)」を観ていないと正直なんこっちゃ?意味不明となると思います。
この映画を観て、面白いと感じたら「ロスト・イン・ラ・マンチャ(2002)」を観たくなるのでは。

「未来世紀ブラジル」や「12モンキーズ」の79歳になるテリー・ギリアム監督が映画化を試みるも、そのたびに製作中止などの憂き目に遭い、幾度も頓挫してきた企画で、構想から30年を経て完成にこぎつけた、話題作。
自らをドン・キホーテと信じる老人と若手映画監督の奇妙な旅路を描かれるストーリー。

ドン・キホーテだと思い込む老人の話なので、原作通り。現代版の「ドン・キホーテ」という話でした。

自らをドン・キホーテと思い込む老人ハビエルを「2人のローマ教皇」のジョナサン・プライス、トビー役を「スター・ウォーズ」シリーズのカイロ・レン役で知られるアダム・ドライバーが演じています。
詳しくは下記のネタバレで。

2018年製作/133分/G/スペイン・ベルギー・フランス・イギリス・ポルトガル合作
原題:The Man Who Killed Don Quixote
配給:ショウゲート

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作品紹介・あらすじ

仕事への情熱を失っていた若手CM監督のトビーはスペインの田舎での撮影中、謎めいた男からDVDを渡される。
それはトビーが10年前の学生時代に監督し、賞にも輝いた「ドン・キホーテを殺した男」だった。
映画の舞台となった村が近くにあることを知ったトビーは、現地を訪れるが、ドン・キホーテを演じた靴職人の老人ハビエルが自分を本物の騎士だと信じ込むなど、村の人々はトビーの映画のせいですっかり変わり果てていた。
トビーをドン・キホーテの忠実な従者サンチョだと思い込んだハビエルは、トビーを無理やり連れ出し、冒険の旅へ出るが……。

出典:http://donquixote-movie.jp/

 

キャスト

監督は「12モンキーズ」「ラスベガスをやっつけろ」「バロン」のテリー・ギリアム
脚本は「ラスベガスをやっつけろ」のトニー・グリゾーニとテリー・ギリアム

  • トビー / アダム・ドライバー
    映画・CM監督。
  • ハビエル / ジョナサン・プライス
    トビーの卒業制作『ドン・キホーテを殺した男』に”ドン・キホーテ”役で出演。元は靴職人。
  • ボス / ステラン・スカルスガルド
    トビーの上司。
  • ジャッキ / オルガ・キュリレンコ
    ボスの妻。なぜかトビーを誘惑している。
  • アンジェリカ / ジョアナ・リベイロ
    トビーの卒業制作『ドン・キホーテを殺した男』に出演。
  • 物売りのジプシー / オスカル・ハエナダ
    企画会議で利用した飲食店でDVDを売っていたジプシー。
  • / ジェイソン・ワトキンス
    トビーの撮影スタッフ。
  • ラウル / セルジ・ロペス
    アンジェリカの父親。“夢の村(ロス·スエニョス)"で居酒屋を営んでいる。
  • ミシュキン / ジョルディ・モリャ
    ロシアの大富豪でウォッカ王ミシュキン。

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テリーギリアムのドンキホーテ ネタバレ

 

新作のCM撮影

テリーギリアムのドンキホーテ 映画ネタバレ感想

(C)2017 Tornasol Films, Carisco Producciones AIE, Kinology, Entre Chien et Loup, Ukbar Filmes, El Hombre Que Mat o a Don Quijote A .I.E., Tornasol SLU

CM監督のトピー(アダム·ドライバー)は、新作のCM撮影のために自らの提案でスペインに来たまではよかったが、現地のキャストは使い物にならず撮影は一向に進まなくて、ウンザリしていた。

企画会議を兼ねたボス(演:ステラン・スカルスガルド)主催の夕食会で、「失敗だ。すべて中止に」と嘆くトビーにジプシー(演:オスカル・ハエナーダ)からドン・キホーテを題材とした自分の卒業制作映画を売りつけられる。

それはトピーが学生時代に監督した映画『ドン・キホーテを殺した男』だった。

トビーはその夜、ボスの妻ジャッキ(演:オルガ・キュリレンコ)の部屋に招かれ、誘惑されるが、それを振り切って映画『ドン・キホーテを殺した男』を観ていた。
そこに出張のはずだったボスの急な帰りに部屋を急いで逃げ出す。

 

10年前の卒業制作『ドン・キホーテを殺した男』

10年ほど前、卒業制作の映画を撮るためにスペインのとある村を訪れたトピーは、靴職人のハビエル(ジョナサン·プライス)にドン·キホーテを演じてくれと頼む。

撮影隊が入り浸っていた酒場の主ラウル(ホヴィク·ケウチケリアン)の娘で、村ー番の可慣な美少女アンジェリカ(ジョアナリベイロ)を一目で気に入ったトピーは、「君はスターになれる」と口説き落とし、彼女にも出演してもらった。

そんな素人の起用も斬新な効果を生み、完成した作品は大絶賛され栄誉ある賞に輝き、トビーはハリウッドを目指した。

だが、映画監督になるというトビーの夢は、今では金回りのよいCM監督という現実の前に消えていた。

 

再び、夢の村へ行くトビー

希望に燃えていた日々を思い出したトビーは、あの“夢の村(ロス·スエニョス)"が程近いと知って、翌日バイクで出かけていく。

ラウルとハビエルの店は健在だったが、何かが変わってしまっていた。

何気ない風を装ってアンジェリカの消息を訊ねると、ラウルは苦々しい口調で、トビーのせいで女優になる夢を追ってマドリードへ飛び出し、今ではすっかり堕落したと答えるのだった。

 

ハビエルとの再会

逃げるように店を出たトビーは、“キホーテは生きている”という看板を見つける。

案内役の老女に金を渡すと、掘っ建て小屋の中に、ドン·キホーテの衣装を着たハビエルが閉じこめられていた。

ハビエルはトビーをドン·キホーテの忠実な従者サンチョだと思い込み、「戻ってきたのか!」と軟飲喜して抱きつくのだった。

「連れ出してほしい」とトビーに強引に頼むハビエルが、引き留めようとする老女と採み合ううちに、ランプが倒れて小屋が燃え上がってしまう。

 

ドン・キホーテと旅を共にすることに

テリーギリアムのドンキホーテ 映画ネタバレ感想

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慌てて撮影現場へ逃げ帰ったトピーは、待機していた警官に連行される。
前夜ジャッキの部屋に入った泥棒として逮捕されていた物売りのジプシーと共に連行される。
火事を通報した村人が、バイクのナンバーを知らせていたのだ。

道すがら、警察車両の前に愛馬ロシナンテに跨がったドン・キホーテ(ハビエル)が登場し、制止しようとした警官のひとりが誤射で死亡する。

自分は高潔な騎士の精神を守り抜くドン·キホーテだと信じ込んでいるハビエルが、愛馬"ロシナンデ"にまたがり、"サンチョ”を救出するために槍で警官を倒したのだ。

ジプシーはその隙に逃亡し、警察の追跡を恐れたトビーはドン・キホーテと旅を共にすることになる。

 

ドン・キホーテ VS 風車(巨人)

テリーギリアムのドンキホーテ 映画ネタバレ感想

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道中、ドン・キホーテは風車が女性を襲おうとしていると勘違いして突撃し怪我を負う。

トビーはこの女性の住む村へドン・キホーテを担ぎ込むが、住人がムスリムであることを知りイスラム過激派のテロリストの巣窟ではないかと怯えて脱出を試みる。

夜中、トビーはスペイン宗教裁判ばりに異教者の取り締まりに来る夢を観る。

翌朝には不法移民だった住人たちの取り締まりに警察が現れ、トビーとドン・キホーテは村を離れる。

 

アンジェリカと再会

旅の途中でスペインの金貨を見つけたトビーは、岩場に隠そうとして穴に転落してしまう。
その落ちた先の湖でアンジェリカと再会する。

アンジェリカの身体には多数の痣があり、雇い主であるウォッカ王ミシュキン(演:ジョルディ・モリャ)に付けられたことが示唆されるが、アンジェリカはトビーと一緒にいるところを盗撮する男がいることに気付いて馬で走り去ってしまう。

トビーは追いかけて彼女を救おうとするものの追いつけない。

代わりに辿り着いた村にはドン・キホーテを連れ返すべく地元の村人が旅芸人を装って待ち伏せしていた。
ドン・キホーテと決闘になり、ドン・キホーテが勝利する。

その旅芸人はロス·スエニョスの村人でした。
ドン・キホーテだと思い込んでいる妄想癖のハビエルを連れ戻すために一芝居を打ったのでした。

 

ミシュキンの城へ

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旅を続けたトビーとドン・キホーテは、ボスの妻ジャッキと再会し、ミシュキンの城へ連れて行かれる。

テリーギリアムのドンキホーテ 映画ネタバレ感想

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ドン・キホーテを面白がったミシュキンは実際の『ドン・キホーテ』談に沿った演劇を作り上げて彼をからかう。

一方のトビーはアンジェリカと一緒にドン・キホーテもつれて馬で逃亡しようとするが、ドン・キホーテが首を縦に振らず失敗する。

 

死に際に正気を取り戻すハビエル

連れ去られるアンジェリカを目撃したトビーは、ミシュキンが彼女を殺そうとしていると考える。

トビーはジプシーの手招きで2階の部屋に忍び込むが、そこにいたのはジャッキであった。

観客席からトビーとジャッキが揉み合いになっているのを目撃したドン・キホーテは、仲裁に入ろうとして部屋まで駆け上がり、勢い余って転落する。

死に際に、自分が靴職人のハビエルであること、ドン・キホーテは単なる役だと理解していたことを明かした彼は、トビーに自らのサーベルを託す。

 

トビーが新たな「ドン・キホーテ」に

トビーとアンジェリカはハビエルの亡骸を葬るため故郷の村までの旅を始める。

途中、トビーは風車を巨人と思い込んで戦いを始める。
その言動からトビーが新たな「ドン・キホーテ」になったことを悟ったアンジェリカは、自らサンチョ・パンサ役を買って出て共に旅を続けるのだった。

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エンドロール後

特に何もありませんでした。

 

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「テリーギリアムのドンキホーテ」公開挫折の歴史

構想30年、企画挫折9回の歴史をまとめました。

  • 1989年

    企画立案

    『バロン』公開後、テリー·ギリアムはプロデューサーのジェイク·エバーツに電話した。
    「二つの名前を言うよ。一つはドン·キホーテで、もう一つはギリアム。それから2000万ドル必要だ」。

  • 1998年

    プリ·プロダクション

    • タイトル「The Man Who Killed Don Quixote」
    • 製作資金はヨーロッパ資本だけで、当時としては最大規模となる3120万ドルの予算を集める。
    • キャスティング
      主演:ジャン·ロシュフォール(2年をかけてキャスティング。ロシュフォール自身も7ヶ月かけて英語を勉強する。)
      助演:ジョニー·デップ
      女優:ヴァネッサ·パラディ
  • 2000年

    撮影中止

    • 9月、スペインマドリード北部ナバラ州バルデナスレアレスでクランクインするが、NATOの基地が近かった為、頻繁に軍用戦闘機が飛び交い、録音テープが使い物にならなくなる。
    • 撮影2日目、鉄砲水に襲われて撮影機材が流出。
    • 撮影地の崖の色も変わってしまい、それまでの撮影テープが使えなくなる。
    • ロシュフォールが乗馬シーンで腰の痛みを発症。歩くにも助けが必要になり、パリに帰って主治医にかかることになる。
    • その後、撮影続行不可能が確定し、降板する。
    • 11月、保険会社が1500万ドルの保険金を支払うことになり、脚本の権利が同社に移る。
  • 2002年

    『ロスト·イン·ラ·マンチャ』公開

    • テリー·ギリアム監督から、「The Man Who Killed Don Quixote」のメイキング制作を依頼されたキース·フルトンとルイス·ペペが回していたカメラに、図らずも撮影中止に至るまでの悪夢の一部始終が収められることになり、『ロスト·イン·ラ·マンチャ』というタイトルの一本のドキュメンタリー映画として公開される。
  • 2003年

    再挑戦の噂

    • 再び、ギリアム監督が「ドン·キホーテ」の企画に挑戦するという噂が流れる。
  • 2005年

    再始動の動き

    • 5月
      カンヌ国際映画祭で、「ローズイン·タイドランド」プロデューサーのジェレミー·トーマスが、プロジェクト再始動に意欲的との報道が出る。ギリアム監督が、主演にジェラール·ドバルデューの名前を挙げる。
  • 2006年

    権利間題解決

    • 7月
      フランスのプロデューサーや、ドイツの保険会社との権利間題がクリアになる。
      ギリアム監督は、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭で、作品権利が自分に戻る予定で、トーマスも意欲を持っていると発言。
    • 8月
      『ローズイン·タイドランド』記者会見中にも、ギリアム監督が脚本の権利が近々に戻る予定と発言。
  • 2008年

    プリ・プロダクション再開

    • 11月
      ギリアム監督が完了したと発言したキャスティング
      主演:ロバート·デュバル
      助演:ジョニー·デップ
      ギリアム監督が、ジョニー·デップの出演を想定していると語るが、デップは自身のスケジュールに『ドン·キホーテ」の撮影が入る余地はないと発言。
  • 2009年

    主要プリプロダクション再開

    • 1月
      脚本の権利がギリアム監督の元に戻り、ギリアム監督とトニー·グリゾーニは脚本の再執筆に入る
    • 8月
      ジョニーデップの降板が発表される
  • 2010年

    資金繰り失敗

    • 5月
      ジョニーデップの代役でユアン·マクレガーの起用を発表
    • 9月
      ギリアム監督が、1ヶ月半前に資金繰りが頓挫したことを「パラエティ」誌で明かす。
      同時に、キャストが決定していることも明かす
  • 2011年

    助演降板

    • 12月
      ユアン・マクレガーが降板
  • 2012年

    ジョニー·デップがプロデューサー?

    • ジョニー·デップがプロデューサーとして作品に戻ることが報じられる。
  • 2013年

    弱気発言

    • 『ゼロの未来」のプロモーション時に、
      「自分の計画では、『ドンキホーテ」に関して、現実味のある話は何もない。最近では『今回、うまくいかなかったら見限るぞ」と思い始めている。この仕事をするのに人生の多くを無駄にしすぎた」

      ギリアム監督が発言。

  • 2014年

    復活

    • 1月
      ギリアム監督が、自身のFacebookに再開についてコメントとコンセプトアートを投稿。「エンバイア」誌のWEBサイトで、9月下旬からカナリア諸島で撮影開始と明かす。
    • 8月
      ギリアム監督が、資金確保と脚本が変わったことを明かす。
    • 9月
      ドンキホーテ役に、ジョン·ハートが決まったと報道される。主演急病で中止
  • 2015年

    撮影中止

    • 5月
      アマゾンスタジオが劇場公開とストリーミング配信を発表。
    • 9月
      ジョンハートがクランクイン直前で、すい臓がんと診断されたため撮影中止。
  • 2016年

    再び資金確保に失敗

    • 5月
      ギリアム監督が、カンヌ国際映画祭で、10月から撮影すると発表。
      アダム·ドライバー(『スターウォーズ/フォースの覚醒』)の起用を明かす。
    • 10月
      プロデューサーのパウロ·ブランコが、資金確保に失敗したことを明かす。
      制作遅延が決定。ギリアム監督は、「映画が死ぬ前に、自分が死ぬんじゃないか」と発言。
  • 2017年

    再撮影

    • 3月
      遂に再撮影が始まったことが明らかになる。
    • キャスティング
      主演:ジョナサン·プライス
      助演:アダム·ドライバー
      女優:オルガ·キュリレンコ
    • 6月4日 奇跡のクランクアップ
      ギリアム監督が、クランクアップしたことをFacebookで明かす。
      最初の撮影開始から、17年かかってのクランクアップ。
  • 2018年

    公開

    • 5月
      カンヌ国際映画祭のクロージング作品としてプレミア上映され、7分以上のスタンディングオペーションを受ける。
      フランスで公開。
    • 6月
      スペイン公開。
      権利間題に関する判決が出て、ギリアム監督の映画化権がはく奪。
      世界各国での上映が白紙に。
    • 12月
      スクリーンメディア·フィルムズが北米配給権を獲得。
  • 2019年

    北米公開

    • 3月
      北米公開
  • 2020年

    日本公開

    • 1月24日、日本公開

 

原作のドン・キホーテの話のあらすじ

原作では、昼夜を問わず騎士道小説ばかり読んだあげくに正気を失ってしまった男がみずからが遍歴の騎士となって世の中の不正を正す旅に出る。そして死に際に自分が正気を失っていたと自覚する、という話。

『ドン・キホーテ』(Don Quijote、Don Quixote)は、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンテスの小説。 騎士道物語の読み過ぎで現実と物語の区別がつかなくなった郷士(アロンソ・キハーノ)が、自らを遍歴の騎士と任じ、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」と名乗って冒険の旅に出かける物語である。

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%86

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感想・まとめ

テリーギリアムのドンキホーテ 映画ネタバレ感想

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テリー・ギリアム独特の世界観で描かれるドン・キホーテでした。
DVDを売りに来たジプシーもどうしてウォッカ王ミシュキンに仕えているのか謎だったり、トビーが時折見る幻覚など、意味不明だった。幻覚は最後にトビーが”ドン・キホーテになる”のに繋がっているんだろうけど、その他の意味深なシーンを考えていながら観ていたら映画が終わっていた。

城でトビーに何か言いたげで話しかけた女性は何を言おうとしていたのか。

投げっぱなしで終わられた感じ。謎映画でした。
もう一度観たら何か得るものがあるのだろうか。。。誰に進めたらいいのかもわからない。
難解で不思議な映画でした。まさに狂気。

そもそもドン・キホーテとは自分をドン・キホーテと思い込んでいる狂人の話なので、彼らはまさに本当のドン・キホーテと言えるでしょう。

さんざん煽ってこれか、、、という印象。
もはや公開されるまでの歴史を楽しむ映画です。
アダム・ドライバーのコメディアンみたいな演技を観れたのはよかったのかも。

このドキュメンタリー映画の「ロスト・イン・ラ・マンチャ」は観てないけど、気合入れて観てみようかな。

 

twitterまとめ

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 by サウウェブ

正直、この映画面白くはなかったけど、たまにはこういう映画もいいかも。

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