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本能寺ホテル 映画感想・ネタバレ 歴史は変わった?どう繋げる?

2017/11/21  | 5,141 views

本能寺ホテル Blu-rayスタンダード・エディション

本能寺ホテル観てきました。「プリンセストヨトミ」のスタッフが再集結して制作された映画です。話の内容としてはタイムスリップ物。しかも戦国時代。散々やり尽くされているネタです。

「プリンセストヨトミ」のスタッフということで、原作は万城目作品なのかと思ってたらそうでもないみたいです。ちまたではフジテレビが万城目のプロットをパクって作ったのが「本能寺ホテル」と噂されています。
またタイムスリップか、、、と思いながら見ましたが、思ってたよりも人間味のある話で面白かったです。綾瀬はるか演じる繭子が、勤めていた会社が倒産し、特別にやりたいこともなく、付き合っていた男性と結婚でもしようかという言われるがままに話は進んで行くが、あるきっかけで本能寺の変が起きる前日である天正10年(1582年)6月1日にタイムスリップをしてしまう。そこで織田信長と知り合い、自分の人生について考え直すというお話。詳しくはネタバレで。

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作品紹介・あらすじ

倉本繭子(綾瀬はるか)は、ふとしたきっかけで京都の路地裏に佇むレトロな宿“本能寺ホテル”に宿泊する事に。なんとそこは戦国時代に繋がる不思議なホテルだった。
一方、時は1582年。
天下統一を目前に控えていた織田信長(堤真一)は森蘭丸(濱田岳)ら少数の家臣団と共に京都・本能寺に滞在している。冷酷非道なお館様を前に、戦々恐々とした日々を
過ごす家臣たち。そんな時、見慣れない格好の女(繭子)が一人、寺に迷い込んでくる。
その女は、400年後の世界からやってきた現代人。繭子は自身も訳のわからぬまま、信長と京都の町を見物するなど、交流を深める中で、次第に信長の人間性に惹かれていく。
やがて繭子は、1582年の迷い込んだその日が「本能寺の変」が起きる前日である事に気づき。

出典:http://honnoji-hotel.com/

 

キャスト

監督は鈴木雅之さん
脚本は相沢友子さん

  • 倉本繭子 / 綾瀬はるか
    現代に暮らす女性。勤めていた会社が倒産し、求職中。教員免許を持っている。
    本能寺ホテルにチェックインしたことがきっかけで、戦国時代に迷い込む。天真爛漫で素直な性格だが、やりたいことに迷いを抱えている。
  • 織田信長 / 堤真一
    戦国時代を代表する武将。
    天下統一はすぐ目の前。冷酷非道な殿様として、人々から恐れられている。
    ちなみに堤真一は兵庫県西宮市出身。
  • 森蘭丸 / 濱田岳
    信長の側近。信長からの信頼も厚く、忠義を尽くしている。本能寺の庭で繭子を発見し、何かと気にかける。
  • 大塚 / 田口浩正
    信長の家臣。殿に対して忠誠を誓っている。蘭丸がかばう繭子に不信感を抱く。
    ちなみに田口浩正はFM802のDJ中嶋ヒロトに似てる。
  • 明智光秀 / 高嶋政宏
    信長の家臣。信長に反旗を翻し、本能寺の変を起こす。
  • 吉岡恭一 / 平山浩行
    現代で建築会社に勤める倉本繭子の婚約者。京都に生まれ、両親の金婚式に繭子を招待。繭子をリードし、幸せにしようとしている。
  • 吉岡征次郎 / 近藤正臣
    恭一の父。京都で人気の料亭「よし岡」を営んでいる。恭一の婚約者である繭子に影響を及ぼす。
  • 本能寺ホテル支配人 / 風間杜夫
    繭子に部屋を提供し、快適な滞在をサポートするホテルの支配人。

 

ネタバレ

現代

倉本繭子は、交際中の彼氏である吉岡恭一の両親の金婚式に参加するため、京都を訪れていた。
時間に余裕があったので、一人で京都観光をしながら過ごす。
京都市内を歩いていると京都観光のチラシをもらい捨てようとするも気を遣ってチラシをカバンにしまう。
鴨川の四条河原にて休憩していたら、恭一から有名な料亭「よし岡」の予約が取れたとの電話が入る。

ホテルにチェックインするため、そこに向かう道中、織田信長がかつて愛したという緑寿庵清水の金平糖を購入する。
ホテルに到着し、チェックインしようとしたら、手違いで予約は1ヶ月後となっており、宿泊ができないトラブルになる。

しょうがなく、当日泊まれるホテルを探し回る繭子。
レトロな外観の「本能寺ホテル」というホテルを見つけ、中に入る。
ロビーには古いアンティークとして置かれているオルゴールがあったので、ゼンマイを回してみるも動かない。

フロントにいる支配人に2名宿泊できるか聞くと、部屋は空いており、すぐに手続きを済ませる。
部屋のキーをもらい、道中買った金平糖を食べながら5階の部屋へ向かうのにエレベーターに乗り込み、5階のボタンを押す。

 

天正10年(1582年)6月1日へ

エレベータの扉が開くと、目の前は見たこともないお寺だった。
エレベーターから出るとその光景に驚いて、後ろを振り返ると、お寺の扉があるだけで、エレベーターの扉は見当たらない。
混乱しながら周りを迷っていたら、着物を着た男にみつかり怪しまれるも、その男は体調が悪そうにしていた。

話を聞くと、その男は、森蘭丸と名乗る。
このあとにお館様(織田信長)の主催する開かれるお茶会があり、胃が痛いとのこと。
繭子は、自分のカバンから胃腸薬を取り出して、蘭丸にあげる。
感謝しながら薬を飲む蘭丸。
すると大塚という男が現れ、繭子を見て「また異国の者か」と告げる。

しばらくすると、織田信長の茶会が始まった。
繭子も、その茶会に参加することになった。
茶会では、招待された商人が、天下の名器である茶器「楢柴型月」(ならしばかたつき)をご覧に入れた。
信長はそれを見て、その商人から茶器を強引に取り上げようとする。
それを見ていた繭子は、強引に間に割り込み、信長から茶器を奪い取り、商人に手渡す。

無礼な態度に怒る信長。家臣と信長に追われる繭子。
寺の中を逃げ回り、やがて小部屋に追い詰められてしまう。
パニックなる繭子。その瞬間、繭子は本能寺ホテルのエレベーターの中にいた。元の世界に帰ってきた。
そして帰ってくる時に、靴と胃腸薬、通りでもらった京都観光のチラシを置いてきてしまったことに気づく。

信長が小部屋を開けると、そこには京都観光のチラシだけが残されていた。

 

再び現代へ戻り、恭一の父、征次郎とあいさつ

靴を置いてきてしまったので、急遽、わりの靴を購入して、恭一と約束した料亭「よし岡」へ向かう。
その料亭の経営者は、恭一の父、征次郎だった。
食事をしていると、征次郎がやってきた。かしこまってあいさつする繭子。
取引先からかかってくる電話で席をはずす恭一。
その間、繭子は征次郎と仕事探しの悩みを話す。

恭一は、トラブルで急遽現場に戻らなくてはならなくなったため、繭子は食事を切り上げて本能寺ホテルに戻ることとなった。
繭子は、今年の3月に会社が倒産して休職中だった。
何の取り柄もなく自信もない繭子は、突然職を失い、次に何をしたいのか、何をしたらいいのか迷っていた。
そんな中、付き合い始めた建築士の恭一から、プロポーズされた。
友人たちからは、ラッキーじゃんと結婚しちゃえば、とアドバイスされたが、半年での結婚という速さと恭一のことが好きなのか決めかねていた。

繭子は、タイムトラベルの話をホテルの支配人に話したが、信じてもらえない。
支配人と一緒にエレベータに乗ってみたが、何も起きなかった。
そして一人で乗ってみると、今度はタイムスリップしてしまう。

 

天正10年(1582年)6月1日へ

お茶会で突然消えてしまった繭子を信長の部下たちは寺中を探していた。
大塚とばったり出くわして、繭子は捕らえられ、信長の前に連れてこられる。

繭子は、手に持っていた金平糖をお土産として差し出した。
信長や家臣たちは、貴重な嗜好品である金平糖を繭子が持っていることに驚く。
「どこから来たのか?」と信長に聞かれ、「江戸から来た」と答える繭子。

繭子は信長に対して「部下は胃が痛くなるほど緊張していて不幸せそうだ」といい、信長を怒らせる。
別の部屋に閉じ込められることとなった。

繭子は、そこで見張り番に「ここは何ていう寺?」と聞き、今いるところが1582年6月1日の本能寺であることがわかる。
繭子は、衝動的に信長に「本能寺の変」について教えてあげなきゃ、と部屋を出て信長の元へ走り出していく。
するとそこで、繭子は元の世界に戻ってしまった。

 

恭一と同級生である友人と食事

また靴を本能寺に置いてきてしまったので、再び別の靴を買い直し、恭一と同級生である友人と顔合わせをする。
鴨川沿いのウェディングパーティ会場の下見も兼ねて、そこで少しお茶をした。
恭一とのデートが終わり、一旦ホテルの自室へ戻ろうとした時、エレベーターに乗るとタイムトラブルが起こった。

 

天正10年(1582年)6月2日の早朝?

エレベーターから出ると、一人でいる信長と鉢合わせする。
信長の誘いで、着物に着替えて京都の街を案内してもらう。
繭子は信長の争いなく、平和な世の中にしたいという信念を聞かされる。

信長と街歩きから帰ってきて、繭子は信長の家臣たちとぶりぶりぎっちょう(振振毬杖)という子供達の間で流行っている遊びを楽しむ。
繭子は信長を誤飲に誘い、家臣と一緒に笑いながら時間帯を過ごす。

夕方になり、繭子は歴史を変えてしまうのではないかと迷ったが、信長に本能寺の変のことを伝える。
明智光秀の謀反が起きるので、逃げてくださいと伝えるも、信長は了解したと答えるだけだった。

 

現代へ

そのすぐ、繭子は現代に戻ってきた。
着物から現代の洋服に着替えて、恭一の父、征次郎の金婚式に出席した。
征次郎はちょうど少し前、妻のすみえを亡くしていたのだが、生前のすみえは金婚式の計画を練っていたので、その意思を尊重し、妻の遺影を横に金婚式を開いた。

征次郎はスピーチで、もう一度原点に戻って、高級料亭「よし岡」を閉めて、大衆食堂を再度開きたい話し出す。
誰にも言っていないことで、周囲のみんなは驚いた。
大学生に腹一杯食べさせるのが自分のやりたい、今から始めることは遅くなんてことはないと、その潔さと熱意に繭子は心打たれる。

金婚式が終わり、本能寺ホテルの7Fバーで飲み直すことになった。
繭子は本能寺の信長がどうなったのか気になって仕方がなくなり、席を外してロビーに向かう。
どうやってライムトラベルが起きたのかよくわかっていない繭子は、支配人に「どうやったらタイムトラベルできるのか」と必死に食い下がり、金平糖を食べてタイムトラベルに成功する。

 

天正10年(1582年)6月2日燃え盛る本能寺

本能寺に戻ると、すでに火が回っており、明智光秀が信長の元に迫っていた。
繭子からの話しを聞いても、信長は逃げずに自害することを選んでいた。
蘭丸と合流し、火の手を避けながら信長のいる部屋へ向かう繭子。

信長のいる部屋に行くと、秀吉への手紙を書いている信長。運命を受け入れていた。
商人から取り上げた茶器を返し、繭子に最後の別れの言葉をかわす信長。
天下統一の目標は、秀吉に託したという。

現代へ帰ろうとするが、帰り方がわからない繭子。
火の手が回り、絶体絶命になった所で、繭子はなんとか現代へ戻って来る。
支配人が呼び鈴を掃除していた時に、呼び鈴を落としてしまい、偶然呼び鈴を鳴らすことがきっかけで現代に戻って来ることとなった。

 

現代、恭一へ

炭だらけになった繭子はホテルの7Fバーに戻ると、恭一が一人で待っていた。
恭一から「婚約を一旦白紙に戻そう」と言われ、繭子は受け入れる。

翌日、金平糖の残りを支配人にあげて、ホテルの外へ出て行った。
鴨川の河原に座る繭子。社会科教員の希望は「歴史」でどこでも行きますと電話をした。
やりたいことを見つけた繭子。

 

支配人はどこへ?

本能寺ホテルでは繭子が帰ったあと、支配人が繭子のやった通り、オルゴールのゼンマイを限界まで?回し、エレベーターに乗り込み、金平糖を大量に口に含みボリボリ噛み砕きながら、エレベーターのボタンを押す。
エレベーターが移動する間も金平糖を絶やさず食べる。
そしてエレベータのドアが開くと、その光景を目の当たりにして驚く支配人。

 

エンドロール後は何もありませんでした。

 

タイムスリップの条件

現代から天正10年(1582年)6月1日へ

  1. 本能寺ホテルのロビーに置いてあるかつて信長の持っていたとされるキリスト教のオルゴールのゼンマイを巻いておく
  2. エレベータに乗り込み、金平糖をガリガリ砕きながら食べる
  3. ロビーのオルゴールが動き出し、タイムスリップする

天正10年(1582年)6月1日から現代へ

  1. 本能寺ホテルのフロントに置いてある呼び鈴が鳴らされると現代に戻る

 

ぶりぶりぎっちょう(振振毬杖)とは?

当時、子供達の間で流行っていたゲートボールみたいな遊びです。
木の玉を打つの人が「ぶりぶり〜」と言って、周りの人が「ぎっちょう!」という掛け声で、紐の先に付いた木の棒みたいなので打つ。立てかけた竹の上につけた扇子を倒したら勝ち?なのかな。

毬杖(ぎっちょう)は、木製の槌(つち)をつけた木製の杖を振るい、木製の毬を相手陣に打ち込む遊び、またはその杖。振々毬杖(ぶりぶりぎっちょう)、玉ぶりぶりとも。杖には色糸をまとう。
平安時代に童子の遊びとして始まり、後に庶民の間に広まった。その後は形骸化し、江戸時代頃まで正月儀式として残った。現在では、地域における文化体験の一環として時たま楽しまれる。左利きの人が毬杖を左手に持ったことから、ひだりぎっちょうの語源とする説もある。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%AC%E6%9D%96

 

信長はなぜ運命を受け入れたのか

繭子は明智光秀が謀反を起こし、信長が自ら自害するという未来を告げますが、信長はその運命を受け入れ自害します。
信長は繭子の持ってきた京都観光のチラシから未来が自分の目標である平和な世の中となっていること知っており、天下統一を秀吉に託し、その自分の運命を受け入れます。終盤のシーンで本能寺ホテルの支配人のセリフにも出てきますが、「命よりも価値のあるもの」を選んだわけですね。

その信長の決断を受け入れた繭子は最後にやりたいこと(社会科教員)を見つけます。

 

映画に出てきた金平糖「緑寿庵清水」とは?

映画の中で信長も愛した金平糖として登場する「緑寿庵清水」は実際に存在します。
繭子が金平糖を購入するシーンも実店舗で撮影をされたみたいです。
今はインターネットでの販売はやってないみたいです。残念です。

緑寿庵清水のホームページはこちら

 

映画に出てきた茶器「楢柴肩衝」(ならしばかたつき)とは?

作品中ではもっとも権力のある者が持つことのできる茶器で、天下の象徴と紹介されました。

柴肩衝(ならしばかたつき)は、初花・新田肩衝と並んで天下三肩衝と呼ばれた茶器(肩衝とは、肩の部分が角ばっている茶入のこと)。
もともとは足利義政の所有物であったが、その死後は持ち主を転々とし博多の豪商、島井宗室が手に入れる。親交のあった織田信長もこの名物を欲しがり、商売の保護を条件に献上するように宗室に命じたとされるが、本能寺の変により実現しなかった。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%A2%E6%9F%B4%E8%82%A9%E8%A1%9D

 

神戸で撮影されたとロケ地

cafe fish!

繭子が女友達とランチのシーンで撮影されました。パスタ食べながら繭子が彼氏から結婚を申し込まれていることを相談していたシーンです。

cafe fish!

 

三井アウトレットパーク マリンピア神戸

繭子が恋人からプロポーズされるシーン。アウトレットパーク内レストランの海を臨むテラス席で撮影されました。

三井アウトレットパーク マリンピア神戸

 

神戸市役所1号館

映画の冒頭、繭子の勤めていた会社が倒産の張り紙が貼られて唖然とするシーンで撮影されました。

神戸市役所1号館

 

感想

思ってたよりもと面白かったです。「プリンセストヨトミ」、「鴨川ホルモー」、「鹿男あをによし」が好きな人にオススメです。
京都の町並みはもちろんのこと、「楢柴肩衝」など小ネタが満載なので、歴史が好きな方には十分楽しめる作品となっていました。

最後の本能寺ホテルの支配人がエレベーターでタイムスリップ?した先はどこに繋がっていたのでしょうか?観ている人に想像させる終わり方でした。
本能寺の変で今に残る謎の一つである信長の遺体が見つからなかったというは何か繋げてくると期待していたのですが、まったく触れず、未回収なのがちょっと残念でした。

 

まとめ

自分のやりたいこととかそういう進路を決めるといテーマが主軸のような映画だったので、学生とか若い人向けの作品でした。
あと見終わったら、金平糖を食べたくなるかな(笑)
映画の公式グッズもたくさんあるので、これもチェックです。

 

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